伝統的中国医薬、世界に進出
国家中医薬管理局の係員は22日、「人類の健康促進分野における伝統的中国医薬の高い価値について、世界中のより多くの人が認識するようになっている。伝統的中国医薬は21世紀、全面的に世界へ向けて進出することになるであろう」と述べた。
国家中医薬管理局・国際協力司の沈志祥司長は、中国の漢方薬は既に、130の国と地域に向け輸出されており、年間輸出高は約6億米ドル、引き続き増加傾向にあると語っている。
中国は、世界、特に発展途上国に向け、数百の医療チーム、数万の医療関係者を派遣している。病気の蘭hや治療において漢方薬の特徴を活かし、現地の人々に向け医療サービスを行なっている。ある中国専門家チームは現在、タンザニアで、漢方薬を利用したエイズの治療の共同研究を展開している。
中国と世界保健機関(WHO)は、伝統的医薬の分野での協力を進め、成果を収めている。WHOは中国で、伝統医学協力センター7ヶ所と針灸養成センター3ヵ所を設立し、全世界に向けて中国医薬を積極的に紹介し、押し広めている。中国では過去10年間、約130の国や地域から、中国医薬を学ぶために中国を訪れた約1万5千人を受け入れ、教育してきた。彼らは帰国後、学んだ知識を広めており、国際社会における中国医薬の影響は拡大するであろう。
世界の大部分の国家や地域には現在、あらゆる種類の中国医薬診察所、学校、漢方薬貿易企業、研究センターなどがある。
沈志祥司長は、「中国は引き続き、伝統医薬の知的財産権の保護、中国医薬科学技術研究、中国医薬教育、新薬開発などの分野において、世界各国と交流を行なう。また海外に中国医薬医院を設立し、中国医薬を利用して、心臓・脳・血管系疾患、癌、エイズ、肝炎、糖尿病、骨・関節疾患、皮膚病の治療などあらゆる分野で協力を行なうことを模索する」と述べた。
「人民日報海外版」 2000年4月24日4面
