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生きた鶏すべて出荷計画か 
高病原性鳥インフルエンザ感染が判明した京都府丹波町の養鶏採卵場「船井農場」を経営する「浅田農産」(兵庫県姫路市)側が、鶏の大量死が続いている最中に、当初の出荷期間を延長して生きた鶏すべてを出荷し、農場を空にしたいとの意向を、食鳥加工会社「アリノベ」(兵庫県中町)に伝え、鶏の引き取りを求めていたことが1日、アリノベの有延秀棋専務の話で分かった。
 農水省は「事実関係をしっかり調べ、法的対応も検討したい」としている。
 有延専務は「大量死を知り、出荷を延長したかったのでは」と指摘した。
 有延専務によると、アリノベはこれまでも船井農場から産卵率が落ちた鶏を引き取っており、昨年末ごろには、船井農場からアリノベに今年2月25日から27日にかけて計約2万5000羽出荷することが決まっていた。しかし、船井農場で大量死が始まって4日目の2月23日、浅田農産の浅田秀明社長が「28日以降も出荷したい。協力してくれ」と電話で要請。
 この際、有延専務は浅田社長から「卵の値段が下がっており赤字になるだけ。鶏を全部出して一時農場を空けようと思っている」と、農場で飼育していた約20万羽を出荷したいとの意向を聞いたという。アリノベ側は要請を受け、3月20日までをめどに船井農場から引き続き鶏を受け入れる日程を組もうとした。
                           
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